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福澤諭吉誕生地碑 顕彰碑建立定置祭
  12月10日午前11時より、大阪市福島区福島1丁目1番に於いて、朝日放送新本社新築工事のため、一時収去保管されていた福澤諭吉誕生地碑の建立定置祭が執り行われました。
 福澤諭吉誕生地碑は戦前は鋳銅製の円筒で、碑の表面は塾員で元総理大臣犬養毅氏の筆で「福澤先生誕生地」と縦書きし、裏面には鎌田栄吉元塾長撰文による碑誌が刻まれていました。戦争中に銅鉄製品供出によりこの碑は取り払われ、昭和29年に大阪大学と大阪慶應倶楽部によって現在の石碑が再建されました。題字は小泉信三元塾長の筆で「福澤諭吉誕生地」としるし、碑文は高橋誠一郎元塾長の撰文、書家西川寧氏の筆により刻まれています。

 石碑は真ん中に福澤諭吉誕生地碑と説明碑があり、左側に石川忠雄元塾長の筆による「天ハ人ノ上ニ人ヲ造ラズ 人ノ下ニ人ヲ造ラズ」の文言を刻んだ碑があります。右側には「豊前國中津藩蔵屋舗之跡」の碑があり、碑の右側面には「従是中津迄 海路百三十里 陸路百三十五里」、左側面には「従是江戸迄 海路二百四十八里 陸路百三十三里」と刻まれています。

 当日は塾より、西村太良常任理事、山崎敬夫塾長室課長、石井宜明塾長室秘書担当課長をお迎えし、大阪慶應倶楽部より錢高一善会長、重田勇副会長、津田晴史幹事長、幹事、塾員、地元関係者が出席して福島天満宮宮司により厳粛に執り行われました。
 式終了後錢高一善会長より、朝日放送のご好意により、元の位置に建立された旨の感謝のご挨拶がありました。当日の出席者は25名。

福澤諭吉誕生地碑        


福澤先生顕彰碑建立定置祭       










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